秋山翔吾選手 応援歌

経歴・使用歴

横浜創学館高校−八戸学院大学(2010年ドラフト3位)
埼玉西武ライオンズ(2011年~2019年)
・1作目:2011年5月~2019年
・前奏(チャンス時のみ):2012年5月頃~2019年
米・レッズ 他(2020年〜2022年)
広島東洋カープ(2022年〜)
・1作目:2023年開幕〜

広島東洋カープ 在籍:2022年〜

アキのチカラ見せろ吠えろ放て 虹の尾ひく打球で 勲章掴むまで

埼玉西武ライオンズ 在籍:2011年〜2019年

【前奏:秋山決めてくれ 全力で闘え】
勝利を呼び込む 風になれ 全てを越えろ 秋山翔吾

寸評

神奈川県横須賀市出身、プロ野球シーズン最多安打記録を持つ稀代のヒットメーカー。横浜創学館高時代もドラフト候補であったが、指名漏れ。青森県の八戸学院大へ進学し、ヒットを量産すると2010年ドラフト3位でライオンズから指名を受けて入団した。

ライオンズの外野手として30年ぶりにルーキーイヤーの開幕スタメンの座を射止めると、ほぼ下積みなしで主力として定着。1年目の5月から早速専用応援歌が設定された。応援歌は8小節で曲間はかっとばせコールだが、手拍子が一定のリズムで続く疾走感溢れるもの。

翌2012年の5月頃からはチャンス時のみ演奏される前奏がついた。前奏は1フレーズ目を歌わずに、2フレーズ目から「秋山決めてくれ…」と歌に入る。2015年には「すべての記録を超える」プロ野球シーズン最多安打記録を樹立。日本代表の常連にもなり、侍ジャパンでもおなじみの応援歌となった。

2020年〜22年前半をMLBでプレーすると、22年6月に日本球界復帰を模索。新しいチャレンジをしたいという意志もあり、セリーグかつウエスタンであるカープに移籍。翌年、コロナの応援制限が解除になると専用応援歌が設定された。

メロディはスクワット応援に備えた8小節ながら、リズムが独特のもの。「見せろ」と「虹の」は前の小節に食い込むため、歌い遅れないようにしたい。歌詞冒頭の「アキのチカラ」は「秋(山)の力」と「安芸(広島)の地から」の意味を掛けた掛詞、「安芸の地から秋山の力を見せろ」ということだろう。また、「虹の尾ひく」はライオンズの球団歌「地平を駈ける獅子を見た」からのオマージュと見られる。「勲章」は優勝はもちろん、カープ移籍時に残り524本と迫った2,000本安打を意識したものと読め、秋山選手への大きなリスペクトが歌詞から感じられる。

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